食養とは食養生のことであり、食事で体を健康にすることです。
漢方のもう一つの柱です。
一に養生、二に漢方
1. 和食中心
●朝、パン食ではなくごはん食にする。
●白米ではなく、玄米食(ただし無農薬のものに限る※)にする。
2. 腹八分目、一口ごとによく噛んで(※)、楽しく食べる。
3. ゆでた野菜、煮た野菜をたっぷりとる。
4. 近くで安全に作られた旬の野菜、汚染の影響の少ない海でとられた魚をとる。
5. 薄味でなるべく手作りのものを食べる。
6. 甘いもの・油もののとりすぎに注意する。
7. 獣肉(牛や豚肉など)は、月に1、2回にして、安全なたんぱく源である、豆類・魚類・鶏卵・鶏肉を取る(肉類の過食は日本人の消化器構造には向きません。欧米の自然環境や土壌に適した食生活を、戦後の日本人は鵜呑みにしてしまったのです)。
8. 牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品はなるべく避ける(牛乳はアレルギーのもと)。
9. 合成保存料・着色料などの化学物質をなるべくとらないようにする。
10.水は汚染の影響を取り除いた良い水を用いる。
(小林裕美先生、川嶋浩一郎先生)
※玄米の場合、農薬が胚芽に集中するため、無農薬でないと大変危険です。
※食事は栄養を取り込むだけの時間ではなく、心を養うための時間でもあります。早食いでは、食材を味わえません。
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玄米については管理栄養士の園部裕美氏のブログが勉強になります。こちらをクリック
食生活が西欧化する以前の「伝統的な日本食」が、動脈硬化性疾患の予防にも有効であることが明らかになっています記事はこちら(日本動脈硬化学会)