西洋薬で小児の便秘によく用いられるのは緩下剤ですが、お子さんによっては刺激が強い場合もあります。
小児の便秘症に対してよく使う漢方は小建中湯(しょうけんちゅうとう)です。
小建中湯は子どもには最もよく使われている漢方です(症例26参照)。
これらと同時に、最初は詰まっている固い便を浣腸で出すこともありますが、漢方薬を併用することで自然な排便習慣がつくようになります。

小児の漢方治療については、

当院の便秘の漢方著効例4
の症例190、192
当院の漢方著効例6
の症例279
当院の漢方著効例13
の症例631、647
当院の漢方著効例14
の症例667、688

を参照して下さい。